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【PR】形状ごとに専用のクランプ治具を使うメリットは?

切断したい素材や試料の形状に合わせて、オリジナルのクランプ治具を製作してくれる試料切断機メーカー・サヤカを紹介!

併せてクランプ治具に代表される試料切断機の固定具について、切断作業に及ぼす影響を解説しています。

サヤカが試料切断機用の
オリジナル治具製作を
始めた理由を聞いてみました

ワークごとに専用のクランプは必要?

治具は試料切断作業の品質に影響する

試料切断は正確かつスピーディーに行われるべき作業。これは試料切断機による切断そのものに留まらず、オペレーションする担当者の操作も含まれますし、切断する素材をちゃんと固定することも重要で、全体の作業品質に影響を及ぼします。実際、切断する素材や形状などによって、砥石を換えたり切断方法を調整したり、場合によっては複数の切断機を使い分けることもあるでしょう。

ここで注意しておきたいのが、試料切断機自体のスペックだけでなく、クランプ(固定具)治具の重要性。切断中に素材が動いてしまうのは論外ですが、単に強く固定すればいいというわけではありません。

板状や細めの棒状の素材と、立方体や太さのある棒状の素材とでは押さえるべきポイントのサイズ感がかなり異なります。また、素材の材質が強固なものと崩れやすいものとでは、力の加え方は変えて当然です。

つまり切断する素材に合わせた治具まで揃えておくことこそ、試料切断作業の品質向上に結びつくというわけです。

試料切断機の治具に関する汎用性と専用性

試料切断機のメーカーが提供する治具であっても、汎用性を重視したものが少なくありません。これは、メーカーとしてはある意味当然な面もあって、個別ケースを満遍なくクリアできるような製品づくりはコストや労力に見合わないリスクがあるからです。

ただ、幅広い素材の切断ができる切断機であっても、実際は切断作業のディテールを人的操作でカバーしているのが実状。そこで作業の手間が増えたり、精度の低下が生じるというデメリットもあるでしょう。

切断する素材にマッチする専用の治具があれば、作業の効率・精度アップが期待できます。素材の形状や材質などに合わせた固定方法を実現できれば、切断機も性能を十分に発揮できますし、スタッフのムダな手作業を減らせる可能性もあります。

試料切断機の導入にあたっては、こうした専用治具の提供まで対応してくれるメーカーの方が、導入後の実務レベルで頼りになると言えるでしょう。

サヤカに聞いた!固定治具のあれこれ

切断する素材に応じて専用の固定治具を設計してくれるサヤカの担当者に、固定治具が必要になる代表的なケースや、治具の制作に苦労したケース、専用の固定治具を作るに至った経緯を聞いてみました。

切断物にマッチしたオリジナルのクランプ治具を設計できる!?

試料切断機メーカーの中でも、サヤカはオリジナルのクランプ治具を設計・製作できるという強みを持っています。

自社開発の試料切断機メーカーでも、市販品で対応可能な形状の素材でないと、適切な切断は難しいとするケースは少なくありません。その点、サヤカはオーダーメイドで用途に合った治具の提供が可能。こうした体制は、試料切断という作業の安定や効率化にもつながるというわけです。

特に、新素材への対応が必要となった場合、新たな治具がないとスムーズに試料切断ができなくなることもあります。サヤカなら、こうしたケースでもスピーディーに治具の対応ができるのも、アフターサポートがしっかりしている証といえるでしょう。

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どんな素材を切る時に専用治具が必要?

薄い板材用治具

どのような素材や形状だと標準仕様の治具で固定しにくいのかを聞いてみたところ、画像のような薄い素材や円形は標準治具で固定しにくいため、専用治具を設計するケースが多いようです。

一般的な固定方式は、試料を前後から挟み込む形がとられていますが、うまく挟めない形状や、挟むと壊れたり変形する形状・素材を切る場合、サヤカでは専用治具を設計・制作してくれます。

これまでに治具の設計・制作で苦労したケースは?

円柱用治具

サヤカの担当者曰く、最も苦労したケースは円柱状の試料の固定だそうです。

観察したい素材を樹脂で円柱状に固め、樹脂ごと切断する際に、挟み込むタイプの治具では滑ってしまい、うまく固定できなかったそう。

どのように問題をクリアしたのかというと、円柱よりも少し大きめの治具を用意し、切り欠きをネジで締めるようにしたことで、円柱状の素材もしっかり固定し、思った通りに切断できるようになったそうです。

サヤカが専用の固定治具を作るに至った経緯

最後に伺ったのは、専用の固定治具を作るようになった理由。

もともとサヤカは基盤分割機という装置を主力としており、多くの国内シェアを誇っている、業界では有名な企業。その基盤分割機を購入した企業・機関からの要望に応じて、基盤を固定するための治具を製作していたのだそうです。

製作した基盤分割機用の専用治具の数、実に1万種以上。基盤分割機の専用治具製作で得たノウハウを活かして、試料切断機用の専用治具も作ることになりました。

試料切断機を使用しているユーザーが、「素材や形状によってしっかり固定できない」という悩みを抱えている、と考えてたからです。

既製品の治具を提案するに留まっているメーカーや代理店がある一方で、要望に応じてひとつずつ、固定用のクランプ治具を製作できるのは、サヤカの大きな特徴といえます。

試料の固定が甘い、治具の提案を受けられない、などの理由で試料切断機の買い替えを検討されている場合は、一度サヤカへ相談してみることをおすすめします。

試料切断機も製造

なお、サヤカは固定治具だけでなく、試料切断機も製造しています。下記の動画では同社製品のひとつ「小型湿式切断機 SAM CT33RS」で試料を切断する様子を紹介しています。試料切断機の導入を検討している方は、ぜひチェックしてみてください。

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サヤカの会社情報

会社名 株式会社サヤカ
所在地 東京都大田区城南島2-3-3
電話番号 03-3790-8911
公式サイト https://sayaka.co.jp/