自動切断できるおすすめの試料切断機

本サイトで取り上げている試料切断機166機種のうち、切断プログラムの入力ができ、切断できる材質の記載がある切断機が9機種ありました。そのうち、切断できる素材の数が多い4機種(2021年11月11日時点)を紹介しています。

樹脂や基板の乾式切断に対応可能
SAM-CT410RS(サヤカ)

SAM-CT410RS(サヤカ) 用元HP:サヤカ公式HP
https://sayaka.co.jp/product/sam-ct410rs/
  • 本体サイズ:760×620×650mm
  • 切断可能サイズ:100×100×40mm
  • 切断できる材質:樹脂 セラミック ガラス 金属 電子部品など

デスクトップ型試料切断機で、乾式と湿式どちらでの切断方法にも対応可能。切断方法によって装置を入れ替える必要がないので、卓上装置1台分のスペースで高い切断精度を誇る、有用性の高い機種といえるでしょう。

切断プログラムの設定は操作しやすいタッチパネル方式を採用。切断長の調整を可能とする、可動式テーブルや開放型扉など、作業の利便性も考えられています。

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単相100V・200Vでの使用可能
MICRACUT 202(ハルツォク・ジャパン)

MICRACUT 202(ハルツォク・ジャパン) 引用元:ハルツォク・ジャパン公式サイト
https://www.h-metallog.com/goods/cut/cut3/
  • 本体サイズ:740×750×640mm
  • 切断可能サイズ:Φ75mm/50×175mm
  • 切断できる材質:金属、セラミック、電子部品、複合材料など

MICRACUTはメタログラフィ装置サプライヤーとしてグローバル展開するメトコン社の切断機ブランド。MICRACUT 202はデスクトップ型の自動精密切断機として、さまざまな施設で導入されています。

状況に応じて手動切断と自動切断の切り替えが可能。自動切断はプログラムをセットしてボタンを押すだけで、あとは装置が試料切断を完了させてくれます。

一見、カバーの透明部が狭いようにも見えますが、これは筐体の剛性を高めつつ切断スペースを広めに確保しているほか、重量を持たせて精密で安定した切断作業を実現するもの。

操作はタッチパネルとジョイスティックの組み合わせにより簡略化、プログラムデータは99個まで保存できます。

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オプションパーツ導入で連続スライスが可能
MECATOME T210(ケメット・ジャパン)

MECATOME T210(ケメット・ジャパン) 引用元HP:ケメット・ジャパン公式サイト
https://www.kemet.jp/cutting_machines.html#cut01
  • 本体サイズ:758×753×350mm
  • 切断可能サイズ:55×190mm
  • 切断できる材質:金属 セラミック 樹脂 基板 複合材料 炭化物など

MECATOMEはフランス発の分析用試料作製機器ブランド、PRESIの試料切断機。MECATOMEシリーズはデスクトップタイプで、大型と小型に分類され、T210は切断砥石径がφ200mm以下の小型試料切断機となっています。

切断方式として手動・自動・プログラムの3つのモードを選択可能。手動モードではジョイスティックを使って速度をコントロール、自動モードはパラメータをセットして切断自体をオートマチック化、そしてプログラムモードは保存したパラメータを呼び出して繰り返し利用する際に便利です。

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MECATOME T210の発展形
MECATOME T330(ケメット・ジャパン)

MECATOME T330(ケメット・ジャパン) 引用元HP:ケメット・ジャパン公式サイト
https://www.kemet.jp/cutting_machines.html#cut01
  • 本体サイズ:894×844×629mm
  • 切断可能サイズ:110×145mm
  • 切断できる材質:金属 セラミック 樹脂 基板 複合材料 炭化物など

MECATOMEシリーズの中でT330は大型試料切断機に分類されますが、スペック的には上で紹介したT210の発展形ともいえる機種。切断砥石径はφ300mmまで対応しています。

切断方式は手動・自動・プログラムにプラスしてマニュアルモードが選択可能。

マニュアルモードとは、筐体右側のレバーを操作して切断するもので、カッティングホイールの回転スピードやクーラントポンプの使用不使用などを選択して、モニタリングしながらの試料切断に使われます。

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