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試料切断機を製造・販売している会社リスト

日本国内で試料切断機を製造・販売している会社を徹底調査。各社の特徴や取り扱っている機種についてそれぞれ紹介しています。

サヤカ

乾式と湿式の両タイプを取り扱っています。刃物を交換しやすく、かつ、素材を固定する技術が高いのが、サヤカの試料切断機がもつ大きな特徴です。また、治具の設計のオーダーメイドに対応しているので、幅ひろい形や素材の試料を切断することが可能です。設計から納品までをワンストップでこなす実力のある企業です。

また、切断技術についての相談にも応じており、サポートシステムも充実しているといえます。

サヤカ

イマハシ製作所

元々は地元業者のニーズに答えて、水晶やめのうなど宝石加工機を製作に取り組んだイマハシ製作所。宝石加工機メーカーとして培った技術が、工学ガラスやセラミックス、フェライト、超硬合金などの脆性材料の加工に活かされています。

試料切断機においては、省スペースな小型卓上型を得意としており、移動可能なスライドやニーズに応じたカスタマイズができるなど、使う側に立った製作をしています。

イマハシ製作所

ヴァーダー・サイエンティフィック

ドイツ本社であるレッチェの100%現地法人としてスタートしたヴァーダー・サイエンティフィック。解析装置メーカーとしては「QATM」というブランド名で知られており、材料構造(金属組織)の解析に必要な、ハードウェアからソフトウェアまで幅広くカバーしています。試料切断機は、多彩なラインナップのメインともいえる製品で、卓上型でも大型な機種や、コンパクトな筐体、手動切断と自動送り切断に対応できる機種など、さまざまなタイプを扱っています。

ヴァーダー・サイエンティフィック

ウィンゴー

研究開発用や品質保証用の微細組織観察、表面硬度測定などに耐えられる高精度な試料切断機を提供している専門メーカーです。鉄・非鉄金属、セラミック、半導体、岩石、歯、骨、新素材といったさまざまな材料の試料片から試料作成準備をスピーディーに行えます。

また、納入後のアフターサービスも充実しており、自社スタッフによる訪問メンテナンスにも対応。旧Wingo製品であっても、修理や改造、メンテナンスが可能です。

ウィンゴー

エステック

創業後、湿式砥石定寸切断機のリリースを皮切りに、多種多様な新製品を毎年のようにリリースしているエステック。試料切断機は、砥石切断機が6シリーズ、丸鋸切断機が5シリーズを展開しており、シリーズごとにサイズや自動・手動の違いなど、豊富なバリエーションを揃えています。

試料切断機をオーダーメイドでも請け負っており、顧客の多様なニーズに細かく対応しています。

エステック

オプトエイド

オプトエイドでは、顕微鏡試料作成用の試料切断機を製作しています。専用の極薄刃砥石と横送りを併用することで、厚さ0.3mm程度の薄切片も切り出すことができます。

さらに、二重カバーで覆っているので、万が一砥石が破損しても周囲に飛び散る心配がありません。全密閉なので運転音も静かで、冷却液等の飛散を抑え、研究室や作業室の床も汚さずに使えます。

オプトエイド

クラフテスト

試験現場に求められることの、さらに一歩先を目指しているクラフテスト。試料切断機は、試料の材質によって3種類以上のホイールを使い分け、熱処理部分の断面、表面処理品の表装の硬さ試験、金属・非鉄金属の組織解析、溶接部の断面検査、成形品の断面形状検査用サンプル作成などに適しています。切断面の組織が、切断時の熱で影響されないよう、冷却しながら切断します。

クラフテスト

サンエイテック

試料切断機を受託生産している会社です。製品の開発から販売、メンテナンスにいたるまでの業務をすべてこなしています。いわば「切断機のスペシャリスト」ともいえる存在です。展開しているオリジナル切断機のバリエーションも、とても豊富です。

また、購入者へのサービスが充実しているところも注目ポイント。たとえば、機器の導入に際しては搬入・設置・周辺機器の接続・稼働のすべてを任せられます。

サンエイテック

三啓

三啓は、精密測定機器販売と研究開発支援をおこなっている、いわば「技術商社」です。国内のモノづくりや研究開発などをバックアップする役割を担っている試料切断機については、お客さんをしっかりとサポートする体制を整えるために、ソリューションラボやショールームを設けています。

三啓

島本鉄工

試料切断機や切削液、切断砥石などに特化している専門企業です。半世紀以上という長きにわたり、大阪エリアにて地域密着型で運営を続けています。「SM.CUT」は、島本鉄工が取り扱っている試料切断機のブランドです。

製品ラインナップの豊富さが、大きな魅力のひとつとなっています。シリーズを6つに分類し、異なるスペックをもつ製品のバリエーションを展開しています。

島本鉄工

ストルアス

材料の微細構造検査に使用される機器を製造している会社です。特に、切断装置は中心的な位置づけとなっており、コンパクトサイズから大型のものまで、9つのラインナップがあります。グローバル企業や学究機関などに製品を納入しています。

また、充実したアフターサービスも注目ポイントです。アドバイスやサービスレビュー、設置サポート、メンテナンスなど、さまざまなサービス内容が公式HPに記載されています。

ストルアス

関谷理化

「ガラス板事業の関連製品」といったような位置づけで、切断機のうち特にダイヤモンド・カッターをメイン製品として取り扱っていると思われる、関谷理化学。

こちらの会社の歴史は長く、1933年の創業です。当初は、理化医療用ガラスの卸売ビジネスからスタートしています。現在は、科学機器に関連のある幅ひろい商品の取り扱いをおこなっています。

関谷理化

ニップラ

業界におけるナンバーワンを目指すなど、積極的な姿勢で装置の製造販売をおこなっている会社です。なかでも、企業の根幹を支える商品として位置づけられているのが、試料切断機です。

幅ひろいリクエストに対応できるよう、砥石づくりから切断機製造のプロセス、そして販売までを一貫して手掛けているのが特徴です。耐久性があり、かつ、切断作業後に発生するヤケ・バリを少なく抑えられる切断機を提供しています。

ニップラ

日本ジスク工業

自社で開発した精密切断砥石および精密自動切断機を、おもな製品として取り扱っている会社です。「品質第一のモノづくり」を掲げ、開業から60年間という長きにわたり、製造・販売をおこなってきました。

操作性や精度の高さだけでなく、安全性の高さについてもしっかりと考慮する姿勢を大切にしながら、切断機づくりに取り組んでいます。

日本ジスク工業

ハルツォク・ジャパン

「適切な素材の分析を実施するためには、切断作業を含む前処理が大切である」という考え方にもとづいて、高性能な装置の販売をおこなっている会社です。力を入れているのは販売だけではありません。メンテナンスや消耗品の提供などをはじめとする、トータルサポート体制の充実にもつとめています。

また、2020年には、メタログラフィ事業部が取り扱う装置の、保障期間の延長を決定しました。

ハルツォク・ジャパン

響コーポレーション

メタルハライト・LED・ハロゲンといった光学機器のほか、幅ひろい種類の精密機器を製造している響コーポレーション。切断機に関しては「KC-230M」と「KC-230A」を展開しています。前者は手動タイプ、そして後者は自動の装置です。基本的な性能はどちらも同じです。

行き届いたサービスを実施すること、そして品質を重視した製品を提供することの両方に力を入れています。

響コーポレーション

ビューラー

国内外を問わず、さまざまなメーカーや研究機関に機器の提供をおこなっているビューラー。切断機に関しては、アブレッシブ切断機と精密切断機の2タイプを取り扱っています。それぞれのタイプに、4機種の製品を展開させています。

修理が必要な場合には、販売中の製品にはフルサポートで、そして販売がすでに終了している製品にはベストエフォートサポートで、それぞれ対応してもらうことが可能です。

ビューラー

富士製砥

富士製砥の試料切断機は、砥石と機器が一体となった総合的な品揃えとなっており、既存の製品だけでなく革新的な製品の開発にも非常に注力しています。特に、メタル切断機はパワフルな性能を誇るだけでなく、パワフルで仕上げがきれいで精密ということから、作業効率を大幅に上昇させるとして、国内だけでなく海外でも人気となっています。

富士製砥

フューチュアテック

フューチュアテックは、自社開発による硬度計専門メーカーとして、国内だけでなく海外でも広く製品を展開しています。シンプルかつコンパクトな卓上型から、床置きタイプのものに至るまで複数のラインナップをそろえており、ニーズに応じて製品を選べます。操作性や安全性も高く、アフターサービスも充実していることから、非常に高い人気を誇っています。

フューチュアテック

フリッチュ・ジャパン

フリッチュ・ジャパンは粉砕機・研磨機を主力製品としている会社で、ドイツの3社の製品を取り扱っています。さまざまなサンプルの粉砕、混合、研磨、切断を専門とし、試料切断機に関しては高く評価されているスキャンディア社の金属試料作成用の湿式切断機のみを扱っています。購入後の保証期間を1年に設定し、保証期間内の修理は原則無料となっているなど、手厚いアフターフォローが特徴です。

フリッチュ・ジャパン

平和テクニカ

平和テクニカは、自社ブランドとなっている精密切断機のファインカット、精密切断砥石のトクウストイシを主力製品としている国内企業です。試料切断機に詳しい会社であり、製品の販売先には一般企業だけでなく、研究所や大学といった高精度を求めるクライアントも含まれています。創業から70年を数える業界の老舗企業であり、歴史的な裏付けも確かな会社と言えるでしょう。

平和テクニカ

マルトー

1947年に創業されたのマルトーは、東京都内で材料試験機に特化した製造工場をベースとしている会社です。会社としてメインに扱っているのが試料切断機であり、材料試験機のスペシャリスト企業として、トータルで12シリーズのラインナップをそろえています。切断機に関してもさまざまなタイプのものを取りそろえており、用途に応じて使い分けていくこともできそうです。

マルトー

ムサシノ電子

ムサシノ電子は1977年に電子株式会社として創業、ダイヤモンド研磨盤や試料埋樹脂の販売からスタートし、現在では、精密加工に適した研磨装置や切断機の製造をメインに手掛けている会社です。加工に関しては技術の進歩に応じて高い精度が求められるようになってきている中で、独創的なアイデアによる特注設計や、カスマタイズのオーダーなどにも臨機応変に対応してくれます。

ムサシノ電子

メイワフォーシス

植物光合成など環境分野からナノレベルのバイオ分野まで幅広い事業を展開している企業で、材料分野の一環として切断機を取り扱っています。研究機器の自社開発や改造機器販売、輸入販売を手掛けていて、ニーズに対応した切断機を提供することが可能です。気軽に相談できるオンラインサポートにも対応しています。

メイワフォーシス

リファインテック

1948年に貿易業を営む笠井正二合名会社として発足。1953年には、米国ビューラー者の日本総代理店となりました。当初は海外メーカーの切断機のみを手掛けていましたが、次第に自社製品を自社商標での販売にも対応するように。技術とアイデアに基づいた製品づくりを行う湿式精密切断機と金相機器の総合メーカーです。

リファインテック

ワイズマシン

各種回転刃を使用した切断機の専門メーカーで、精密切断機や試料切断機などが主力製品です。ニーズに合わせた特注切断機の設計や製作にも対応することが可能。各種分析や開発、研究などを目的とした切断機を顧客目線で製作します。消耗部品代と出張費用の負担で3年間の保証が付き、保証規定の範囲内での無償修理に対応します。

ワイズマシン

サブテック

千葉県松戸市に拠点を置き、試料作製に欠かせない小型で精密な切断機と、それにまつわる研磨機や周辺機器、消耗品の製造・販売を行っています。試料作製に必要となるほとんどすべてのアイテムが揃っているとのこと。要望があれば、納品した製品の据え付け作業から配線、取り扱い説明にも対応しています。

サブテック

昭和機械工業株式会社

高速切断機の総合メーカーで、テック材料の切断というニーズに応える高速切断機を提供。特殊金属やガラスなどさまざまな材質・材料を切断でき、職場環境や安全衛生にも配慮できる切断機もあります。アフターサービスも充実。購入後、安全対策や材料供給などの不安や問題があれば相談に乗ってもらえるでしょう。

昭和機械工業株式会社

津根精機株式会社

切断機と鋸刃など工具の両方を独自開発している世界的に見ても珍しいメーカー。切断機だけでなく、自社製品として搬送装置や面取り機なども備えています。歴史は古く、創設は1917年(大正6年)。創設当初は幼児用乗り物の製造・販売を行っていました。1963年に弓鋸切断機の生産を開始し、以来さまざまな切断機を開発しています。

津根精機株式会社

ワイエイシイダステック

切断機の専門メーカー。企画設計から製造販売、オーバーホールにて部品単位の分解清掃まで応じています。マシンの立ち上げから稼動までのトータルサポートを提供。トラブルが発生した際に出張修理で対応する修理・点検サポートや製品移設サポートなど充実したアフターサービスを受けることができます。

ワイエイシイダステック