切断物の条件に合う
大型サンプルを切れる！おすすめの試料切断機
本サイトで取り上げている試料切断機166機種のうち、切断可能なサイズの幅・長さ・高さのいずれかが500mmを超える試料を切れる、大型切断機が4機種ありました。そのうち、公式サイトに切断できる素材について明記されている2機種（2021年11月11日時点）を紹介しています。
幅広い素材の大サイズ（700mm四方）試料を切断できる
SAM-CT77WS（サヤカ）
引用元HP：サヤカ公式HPhttps://sayaka.co.jp/product/sam-ct77ws/
- 本体サイズ：1095×1120×1495mm
- 本体重量：約500kg
- 切断可能サイズ：700×700×40mm
- 切断できる材質：樹脂 セラミック ガラス 金属 電子部品など
- 固定方法：専用アタッチメントによる3点固定
切断可能な素材のサイズが最大700mmというスペックを実現した大型試料切断機。専用アタッチメントを備えているため、押さえ治具を使う必要がなく、切断素材をしっかりと固定して安定した試料切断作業ができます。
対象物を選ばない湿式切断方式を採用し、筐体はスライサーと水槽が一体化したオールインワン構造。大型であることの優位性をさらに活かした作業環境を確保しています。
刃物交換にも手間がかからないなど、メンテナンス性に配慮した設計になっているのもSAM-CT77WSの強みといえるでしょう。
複合材・板材の切断に特化
ファインカット 32F-500型（平和テクニカ）
引用元：平和テクニカ公式サイトhttps://www.heiwa-tec.co.jp/product/detail.php?id=15
- 本体サイズ：1000×1670×1170mm
- 機械重量：350kg
- 切断可能サイズ：40×500×10mm
- 切断できる材質：ガラス・セラミックス・カーボン複合・炭素繊維・アラミド繊維など（板材）
- 固定方法：上下クランプ式
平和テクニカの切断機、ファインカットの中で32Fからはじまる型式はテーブル移動式板材用切断機。板材に特化した切断機のため切断可能な素材は厚さが100mm、最大幅の違いによって機種のバリエーションが4種類ラインナップされていて、500型は500mm幅まで対応しています。
切断方式はスライドテーブルを前方向に移動させ、スライドテーブルから出ている砥石で切断していくというもの。ロングストロークの切断も無理なく作業できます。導入用途によってはオプションでクランプ治具などの製作・取付にも対応しています。