鉱物切断が可能な試料切断機

このページでは、鉱物切断に対応している試料切断機をピックアップして紹介します。それぞれの切断機の特徴や切断可能なサイズ、重量などをまとめているため、鉱物切断が可能な試料切断機を探している方は参考にしてください。

試料への負担を抑えた切断方式を採用
MICRACUT 152(ハルツォク・ジャパン)

MICRACUT 152 引用元HP:ハルツォク・ジャパン公式HP
https://www.h-metallog.com/product/detail/184/
  • 本体サイズ:W400mm×D410mm×H390mm
  • 重量:38kg
  • 切断可能サイズ:Φ50mm
  • 切断できる材質:鉱物・金属・セラミック・電子部品・樹脂・生体材料など
  • 費用目安:記載なし

重りの荷重を利用して試料を切断する方式が採用されており、最小限の負荷と熱量で試料を切断できるのが特徴。鉱物をはじめ幅広い試料の切断が可能で、特に精密な検査が必要な試料の切断に適しています。ただし、切断に時間がかかるので、大きな試料の切断や大量の試料を切断したいといったニーズには向いていません。

MICRACUT 152を提供しているハルツォク・ジャパンではアフターサービスにも力を入れており、2年間の無償保証期間を設けています。さらに故障が考えられる部品の在庫も確保しているため、もしも故障した場合でも即日対応が可能です。

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使い分けられる3つの切断モードを搭載
FLEXICUT(ケメット・ジャパン)

FLEXICUT 引用元HP:ケメット・ジャパン公式HP
https://www.kemet.jp/cutting_machines.html
  • 本体サイズ:(カバー開口時)W800mm×D665mm×H700mm、(カバー閉口時)W800mm×D665mm×H375mm
  • 重量:52kg
  • 切断可能サイズ:記載無し
  • 切断できる材質:鉱物・複合材料・セラミックなど
  • 費用目安:記載なし

ケメット・ジャパンのFLEXICUT(フレキシカット)は3通りの切断モードを使い分けられ、多様なサンプルに対応できる柔軟性の高さが魅力です。冷却水用のタンクが内蔵されており、設置場所の制約を受けにくい小型機ならではのメリットもあり。それでいて力強いモーターが搭載されているので、サンプルの材質を問わない精密切断が可能です。また、0.3mmTの切断砥石を搭載できるほか、0.01mm単位のサンプル微調整機能も備えており、分析したい箇所をピンポイントで切断できます。

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2列締めで安定した切断を実現
小型切断機 LSM3C型(ウィンゴー)

小型切断機 LSM3C型 引用元HP:ウィンゴー公式HP
  • 本体サイズ:W500mm×D500mm×H730mm
  • 重量:約50kg
  • 切断可能サイズ:最大Φ30mm
  • 切断できる材質:水晶・セラミックス・硬質ガラスなど
  • 費用目安:記載なし

ウィンゴーの小型切断機 LSM3C型は、異形ワークもしっかり保持できる2列締めになっているため、縦割り切断を容易に行うことが可能です。また、切断処理の難しい材料の精密切断にも対応しています。切断時には砥石カバーから冷却切削液が噴射され、熱影響による変質や砥石の目詰まりを防止できるのも特徴。摺動部・回転部は焼き入れ研磨加工がされているため、耐久性にも優れています。

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