樹脂切断が可能な試料切断機 

こちらでは、樹脂切断に対応している試料切断機を4つピックアップし、スペックや特徴などを紹介しています。自社のニーズにあう1台を選択するためのヒントとして、ぜひ参考にしてみてください。

技術がギュッとつまった充実性能搭載の小型切断機
SAM-CT33RS(サヤカ)

  • 本体サイズ:300 mm×300 mm×300 mm
  • 重量:約10kg
  • 切断可能サイズ::記載なし
  • 切断できる材質::記載なし
  • 費用目安:記載なし

専用の押さえ治具を使えば、どのような形の試料にも対応できる高精度な切断機です。回転数の調整が可能です。さらに、オプションユニットでX軸の位置合わせをおこなうこともできます。

この試料切断機は、カバーをつけなければ作動がスタートすることはありませんし、また、切断が終了すると自動的に作動がストップする安全設計が採用されているので、うっかりミスや事故を防ぎやすくなっています。また、刃物交換をしやすいところも注目すべき特長のひとつです。たった30秒で交換できるので、手間がかかりません。

SAM-CT33RSを取り扱うサヤカについて
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切断工程の再現性を高めることができる
QCUT 350 A(ヴァーダーサイエンティフィック)

  • 本体サイズ:1015 mm×760 mm×810 mm
  • 重量:~200kg (装置による)
  • 切断可能サイズ:Φ135mmまで
  • 切断できる材質:炭素繊維強化複合材料、高分子マトリックス複合材料、金属マトリックス複合材料
  • 費用目安:記載なし

試料を切断するときに、切断ホイールが低い位置で接触するように構造設計されているのが特徴です。ですので、幅ひろいサイズや形状、材質の試料の切断に対応できます。また、ステンレステーブル付きの広い切断チャンバーで、ニーズに合うようにあらかじめ条件設定をおこなっておくことで、スムーズに作業を進めることが可能です。

この機械のソフトには「自動接触検」「知垂直切断時の平行移動」「さまざまな位置での切断工程の設定」など、充実の機能が組み込まれています。そのため、工程の再現性を向上させることが可能であり、この点も大きな魅力となっています。

QCUT 350 Aを取り扱うヴァーダーサイエンティフィックについてもっと詳しく

操作しやすいタッチ画面がうれしい
精密切断機 プレシソーCL50(三啓)

  • 本体サイズ:W570mm×D620mm×H450mm
  • 重量:43kg
  • 切断可能サイズ:最大切断径50mm
  • 切断できる材質:記載なし
  • 費用目安:記載なし

値がクリアに表示されるカラータッチ画面が採用されているので、操作がしやすい状態で設定ができます。別売りにはなりますが、プリント基板切断用のカッティングテーブルを設置することが可能です。また、非常停止ボタンが付いているなど、安全設計になっているところも注目ポイントのひとつです。

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