複合材切断が可能な試料切断機
複合材は、特性の異なる複数の素材を合わせてつくられています。そのため、複合材に含まれる各素材を傷めないように、高い技術力で切断しなければなりません。ここでは、複合材の切断に対応できる試料切断機を紹介します。
可動式テーブルと開放型扉で
作業効率UP SAM-CT410RS(サヤカ)
引用元HP:サヤカ公式HP
https://sayaka.co.jp/product/sam-ct410rs/
- 本体サイズ:W760mm×D620mm×H650mm
- 重量:約90kg
- 切断可能サイズ:最大100mm×100mm
- 切断できる材質:樹脂・セラミック・ガラス・金属・電子部品など
- 費用目安:記載なし
試料に合わせて、湿式のほか乾式も選択できます。複合材はもちろん、ガラスや電子部品なども切断可能。切断対象物のサイズは最大100mm×100mm、高さ制限は40mmです。
本体は卓上型であり、扉は開放タイプのため効率良く作業を行えるのも特徴です。さらに可動式テーブルになっているため、切断長の調整が容易に行えます。
また切断プログラムの作成も簡単。操作に苦手意識のある方でも、タッチパネル上でプログラムを作成できます。
SAM-CT410RSを取り扱う
サヤカについて
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低位置での切断で
さまざまな形状・寸法に対応QCUT 350 A(ヴァーダー・サイエンティフィック)
引用元HP:ヴァーダー・サイエンティフィック公式HP
https://www.qatm.jp/jp/products/cut-off-machines/benchtop/qcut-350-a/
- 本体サイズ:W1015mm×D810mm×H760mm
- 重量:~200Kg※装置による
- 切断可能サイズ:直径135mm
- 切断できる材質:金属、樹脂・基板、電子部品、複合材など
- 費用目安:記載なし
金属組織や電子部品などを切断できる湿式砥粒切断機。炭素繊維強化複合材料、高分子マトリックス複合材料、金属マトリックス複合材料といった複合材の切断も可能です。切断時に低い位置で切断ホイールが接触するように設計されており、幅広い形状・寸法・材質の試料をゆっくりと切断できるのが特徴です。また切断ホイールの自動接触検知や複数の位置で切断する工程設定、垂直切断時に切断ホイールのホイール・ガードを平行移動する機能など、ソフトウェアの機能が充実しています。切断工程の再現性が高いのも魅力です。
QCUT 350 Aを取り扱う
ヴァーダー・サイエンティフィックについて
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テーブル移動式で
ロングストローク切断が可能ファインカット 32F-300型(平和テクニカ)
引用元HP:平和テクニカ公式HP
https://www.heiwa-tec.co.jp/product/detail.php?id=16
- 本体サイズ:W510mm×D1,250mm×H1,010mm
- 重量:137kg
- 切断可能サイズ:板材10mm×300mm(厚さ×幅)
- 切断できる材質:樹脂・基板、セラミックス、複合材
- 費用目安:記載なし
ガラスやセラミック、複合材、炭素繊維、アラミド繊維などの板材を切断できます。ロングストロークの切断が可能であり、32F-300型では上下方向にクランプしながら切断。本体にはレールに保持されたスライドテーブルが付いており、スライドテーブルの下からは砥石が出ています。対象物をセットし、テーブルを前方に移動させながら切り込んでいく仕組み。必要に応じてクランプ治具などの製作も可能です。
ファインカット 32F-300型を取り扱う平和テクニカについてもっと詳しく