ヴァーダー・サイエンティフィックが製造・販売している試料切断機を紹介しています。
ヴァーダー・サイエンティフィックのQCUTシリーズにおける卓上型切断機の中では、直径135mmまでの試料切断も可能な大型といえる機種。金属だけでなく複合材料やプリント基板なども切断可能。
サンプル接触検知機能の装備、スライド式フードで切断チャンバー内へのアクセスが容易な構造で、導入後の作業効率化も期待できます。
卓上型の自動切断機で幅710mmの比較的コンパクトな筐体ながら、X-/Y-/Z-軸の3方向に自動移動する機能と複数の切断モードを実装、これらの組み合わせによってフレキシブルな資料切断を可能としています。
オリジナルなモジュラー式構造を採用、クランピング工具のバリエーションを利用して、特定アプリケーションに対応しやすいのもBRILLANT 220の特徴です。
手動切断と自動送り切断に対応する機種で、切断ホイールの切削力と回転数を無段階調整できる機種。主なニーズは材料微細構造検査や金属微細構造検査ですが、それ以外の試料切断でも利用可能です。
フードはソフトクロージング式で、クランプアームや試料ホルダー、テーブルトップが工具なしでも交換できる構造になっています。
社名はヴァーダー・サイエンティフィックですが、解析装置メーカーとしてのブランドはQATM。材料構造(金属組織)の解析に必要なハードウェアからソフトウェアまで幅広くカバーしていて、切断機はその多彩なラインナップの中心的存在といえます。
日本法人の設立は1999年4月9日。ドイツに本社を置くレッチェの100%現地法人としてスタート、2014年に社名を現在のヴァーダー・サイエンティフィック株式会社に変更しています。
製造拠点はドイツとオーストリア。グローバル展開する解析装置メーカーとして、製品やサービスのクォリティ及び企業コンプライアンスを守っている企業といえそうです。
参照元:ヴァーダー・サイエンティフィック公式HP(https://www.qatm.jp/jp/company/)
ヴァーダー・サイエンティフィック公式HPには「修理お申込み テクニカルサービスとアフターサポート」というページがあり、導入後の修理や技術サービスについて問い合わせをすることができます。
同様に、消耗品は公式HPから見積依頼できますし、2021年11月14日時点で英語表記でしたがテクニカルサポートのページもあります。
社名 | ヴァーダー・サイエンティフィック株式会社 |
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所在地 | 東京都新宿区新宿5-8-8 |
電話番号 | 03-5367-2651 |
公式サイトURL | https://www.qatm.jp/ |